さとえブログ

ノンフィクション/エモい/現代っ子哲学

制服セックスについて

さとえ(@satooooo_e)です。

 

5限後の帰り道に、女友達と歩いていた。

 

友達「そういや青姦ってしたことある?」

 

俺「どっからが青姦なのか分かんねえ。お前はしたことあんの?」

 

友達「あるよ〜。海に設置されてるシャワー室の中でよくしてた」

 

俺「海への侮辱か?海洋生物に謝れ」

 

友達「あと家の近くの神社の裏でもやったことある」

 

俺は羨ましさを堪え、ひたすら平然を装っていた......。

 

俺「人は10代の頃に手に入らなかったものに一生執着し続けるって知ってる?」

 

友達「じゃあ私の場合は無かな」

 

俺「どういうことだ?」

 

友達「10代の頃に全て手に入ったから逆説的に無が手に入らなかった」

 

急に風が吹き始め、ほのかに日焼け止めの匂いが香る......。

 

俺「制服セックスってしたことある?」

 

友達「そんなの高校時代の帰りによくやってたよ」

 

俺「お前、高校くらいは貞操貫けよ。そんなだから無駄に子供作ってロクに育てられないDQNが増える」

 

友達「ちゃんと避妊してたもん。そっちはしたことあるの?」

 

俺「ない。ただ高校卒業してから制服着てもらってセックスしたことはあるけど。俺は10代の頃に制服セックスが手に入らなかった」

 

友達「きも」

 

俺「逆に無は手に入ったぞ」

 

友達「いや、無より制服セックスの方が欲しいでしょ。高校卒業してからして楽しいの?」

 

俺「黙れ。高校時代に性欲しか頭にないお前の方が気持ち悪いだろ」

 

話してるといつの間にか大学の最寄りに着く。小雨が降り始めた。

 

俺「あー、帰るのダルいわ」

 

友達「どうせ家遠いからつってまた女の家行くんでしょ」

 

俺「一人暮らし勢とは訳が違うからな」

 

友達「私の家来る?」

 

俺「いや、それはいい」

 

研究も進まず、成績も悪く将来への不安しかないこの不透明な生活はいつまで続くのだろう?

とりあえず家に帰ってファイトクラブでも観るか。