さとえブログ

ノンフィクション/エモい/現代っ子哲学

勉強を用いて競争するのは好きだけど学問自体には興味がない

さとえ(@satooooo_e)です。

 

大学を中退とか休学する人はタイトル通りの傾向があると思う。我々は小学校から学問についての有用性は何も教えられずに中学、高校と学問の勉強をさせられる。大学進学を選んだ人は大学にも行く。大学の先は大学院があるが、大学からは殆ど純粋な学問を学ぶ場となる。大学受験でとにかく高偏差値の大学に行きたいという意思を持って大学に入った人は大学に入ってから苦労すると思う。人間関係が苦痛に感じる人だと更に苦労する。大学では純粋な頭の良さ以外に損得勘定も重要な要素となる。

 

高偏差値だからといって偏差値の高い大学に行く人は競争が好きなだけで、たまたま自分が得意なのが勉強なだけだったのである。これはとても不幸なジレンマである。高校では大学の入学方法は丹念に教えるものの、大学入学以後の話は殆どしない。大学受験はゴールではないと言うのに。思えば、就活で名の知れた企業ばかり受けてる人も同じであるかもしれない。とにかく世間受けがいい企業に入りたい一心で就活をすると就職してから苦労する気がする。そう思うと俺は自分とマッチしたところを選べて良かったと思う。

 

学校の教師に文科省のカリキュラムを逸脱した範囲、学問を超えた人生全体について教えてくれる人が少ないというのも問題な気がする。積極的に教師と仲良くなることができる生徒に対してとかだったら教えられるのかも知れないが、それを不得意とする生徒に対しては集団授業の中で教えなければならない。

 

「大学は四年間と学費を費やして大卒の資格を買う機関である」みたいな趣旨のツイートを見たが、これは正しいと思う。実際、入学前と後では後の方が学問的には馬鹿になっているから。