さとえブログ

ノンフィクション/エモい/現代っ子哲学

深夜徘徊のすヽめ

さとえ(@satooooo_e)です。

 

大学1,2年の頃、よく深夜徘徊をしていた。深夜に家の近くのセブンイレブンでサラダチキンとモンスターエナジー緑を購入して、帰路途中にある公園で食す。雨の日はもちろん傘をささずに外へ出た。

 

当時なぜ深夜徘徊をしていたかと言うと、単純に生活の昼夜が逆転していて夜に散歩をしたくなったからである。ポケモンGOが流行った時はめちゃくちゃ遠くまで歩いて行き、すれ違うトレーナーに片っ端から会釈をした。バイト先まで行く途中のコンクリートの横にレアポケモンカビゴンがいたが、モンスターボールを切らして捕まえられなかった。

 

深夜徘徊はよく言われるように、世界に自分しかいないような感覚に陥ることができるので良い。これは決して昼の散歩では味わえないことで、やはり昼は寝るに限るということがよく分かる。一般的な人間はむしろ逆の生活をしている。夜は散歩、昼は寝るに限る。

 

深夜徘徊と関係ないが、昼寝は起きた時の気分が夜寝て朝起きるよりも良い場合が多い。授業中の睡眠もそうである。やはり夜に寝て朝に起きるというのは効率が悪く、人の体は昼か授業中に寝るのが最適なように設計されている。高校の時はいつも6時まで勉強して8時に起きて遅刻して学校に行き、授業中に寝ていた。

 

深夜徘徊は万人におすすめできる。深夜徘徊をすると精神的負担が著しく軽くなるのが実感できる。深夜の空間に自分以外誰一人としていないと改めて感じることは、自分の内なる本性、衝動の受容を可能にさせる。そこに音楽や哲学などの宗教は不要で、早い話自分が自分であることを手っ取り早く感じられる。

 

深夜徘徊ではたまに人に出会うことがある。コンビニの店員、新聞配達員、不審者たちである。コンビニに行けば店員がいて、午前4時頃には配達員が回ってきて、考え事をしながら歩いていると自分と似たような連中とぶつかる、といった具合に。